北朝鮮がミサイル発射。どこへのアピールか

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北朝鮮がミサイル発射。どこへのアピールか
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こんにちは。たっつーです。今回の記事は「北朝鮮がミサイル発射。どこへのアピールか」です。

最近は大人しかった北朝鮮ですが、ここ数日になって急に危ない動きを見せるようになりました。再びミサイルを発射するようになり、明らかに挑発的になったと言えるでしょう。何故こんなことをし始めたのか気になる方もいると思いますが、私としては二つのアピール目的だと考えています。

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一つ目のアピール

一つ目のアピールは北朝鮮内部へのアピールです。特に軍部へのアピールでしょう。北朝鮮は金正恩の独裁と思われがちで、実際にそうした部分もあるでしょうが多少は軍部による影響力もあると私は見ています。

北朝鮮が核放棄をできないのも実は軍部への遠慮があるという意見もあります。これまでずっと核開発を続けていた軍部からすれば核放棄とはそれまでの自分たちを否定するような行為。それを受け入れられないがために金正恩が核放棄をしようとした場合は反発することが予想されているのです。

そこでこうした挑発行為に出ることで「北朝鮮としては軍部を見限ることはない」といったアピールにつなげているのではないでしょうか。もちろん、一般国民に示威行為として行っている点もあると思われます。

二つ目のアピール

二つ目のアピールはアメリカに対するアピールです。北朝鮮が最初ミサイルと思しき物体を発射したとき、アメリカはあまり強気の態度に出ませんでした。仮にミサイルだということが確実だったとしても、それを公表すると北朝鮮が国連決議違反をしたことになり、制裁対象になる可能性があったからです。

もしそんなことになれば、北朝鮮とは上手い関係を築いていると公表しているトランプ大統領の威信に傷がつきます。そこであまり敵対的な態度に出なかったのでしょうが二回目の発射のときは流石にミサイルだという分析結果を公表しました。

つまり、北朝鮮はこうしたアメリカの態度の変化を見るためにミサイル発射をしたのではないかと思われます。いわゆる瀬踏み外交の一種とも言えるでしょう。最近北朝鮮が大人しかったということは国政社会の中で北朝鮮の存在感が薄かったということ。

ミサイル発射を行うことでアメリカに対して「俺を忘れるなよ」というアピールをしたのかもしれません。

以上、今回の記事は「北朝鮮がミサイル発射。どこへのアピールか」でした。

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