北朝鮮で大干ばつ。食糧危機の懸念も

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北朝鮮で大規模な干ばつ

北朝鮮でどうやら大旱ばつが発生しているようです。降雨が非常に少なく、降雨量は例年の四割ほどとも言われていて、そのせいで田植えなどに影響が出ているとのこと。

干ばつが起きると飲み水に困るのもそうですが、農業にも深刻な打撃があります。特に米は水を多く使うので、北朝鮮の米農家は今頃頭を抱えていることでしょう。日本でも貯水率が0になってしまったダムがあるのであまり他人事ではありません。

食糧危機に陥る可能性も

干ばつとなって一番気になるのは食糧危機です。洗濯や入浴に使う水は最悪節水しても大丈夫ですが、飲食に使う水はなかなかそうも行きません。また、先程書いたようにそもそも食べるための農作物が必要な量生産出来るかも怪しいところです。

北朝鮮はお世辞にも裕福とは言えない国。アメリカなどの経済制裁によって経済は冷え込んでいるはずです。ただでさえその状態なのに今回の干ばつで食料は満足に生産できなければ、北朝鮮の一般市民の方たちはろくに食事もできない食糧危機になる可能性があります。

でもミサイルは準備?

普通に考えれば国民にそうした危機が迫っているならば国家は支援をするはず。しかし北朝鮮上層部はこうした状況にもかかわらずミサイルの準備をしているとの報道をしています。ミサイルを一つ発射するためにかかる費用でどれだけの市民が救えるのでしょうか。

また狡猾な北朝鮮はこの干ばつを利用して国際社会に支援を呼びかけるかもしれません。他人に支援を頼む前に自分たちでできるだけのことを白と言いたいところですが北朝鮮には馬耳東風でしょうね。

とはいえこれは日本にとってチャンスでもあります。日本が拉致被害者を返してもらうために手段は選ばない覚悟が必要です。通常ならともかくこうした食糧危機の懸念がある状況では日本が支援を申し出てもそこまで非難されないかもしれません。食糧支援を引き換えに拉致被害者の帰還を交渉するなど日本政府には淀みない努力をお願いしたいところですね。

以上、今回の記事は「北朝鮮で大干ばつ。食糧危機の懸念も」でした。

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