こんにちは。たっつーです。
ニュースを見ていたら、なかなか驚くことが書いてあったので記事にしてみました。それはなんと韓国のリゾート地である済州島(チェジュド)に難民が押し寄せ、住民との間にトラブルも起きているというものです。
難民と言うと、通常はヨーローッパに押し寄せているイメージがありますよね。しかし、実際は日本や日本近隣にも来ているということですね。
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難民たちは一体どこから来たのか?
記事によると、難民はイエメンから逃れてきた人々のようです。イエメンでは現在内戦が起こっているので、その戦火から逃れてきたのでしょう。なぜ内戦をしているかと言うと、簡単に言えば不満を持った反政府勢力が首都から大統領を追い出してしまい、首都から逃げた大統領が隣国であるサウジアラビアに支援をしてもらってなんとか反政府勢力を倒そうとしているからです、
他の国の支援があれば反政府勢力も簡単に倒せそうですが、実は反政府勢力もまたイランの支援を受けているとされています。そのせいで内戦が泥沼化し、なかなか決着がつかない状況が続いてしまっているというわけです。
なぜ済州島に難民が押し寄せているのか?
先程も書いたように済州島に来ている難民はイエメンの難民です。イエメンは中東にある国なので韓国に来るよりはヨーローッパに向かったほうが遥かに楽なはず。それなのにわざわざ韓国の済州島にまで来ているのはなぜでしょうか?その答えは簡単です。実は、イエメンから済州島に行くためにはビザが必要ないのです。
リゾート地である済州島は、観光客を増やすために30日以内の滞在ならばビザがなくてもOKという制度を始めました。その対象国にはイエメンも含まれていたので難民はこの制度を利用して済州島に滞在しているのです。
何が問題なのか?
難民は当然ながらお金をあまり持っていません。そのため、所持金が尽きた難民は現地で路上生活をしているそうです。観光地である済州島からすると、野宿している人が多数存在するというのは大きなマイナスイメージになってしまいますね。
また、難民が多数野宿している様子は警戒感を抱かせます。過剰な心配かもしれませんが、治安が悪くなると感じる人もいるかも知れません。そうした点から済州島におけるイエメン難民は社会問題化しているのです。日本は難民が少ない国ですが、お隣の韓国で難民問題が起きていることを考えるとそろそろ他人事のように考えるのはやめたほうが良いかもしれませんね。
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