こんばんは。たっつーです。今日は中国で起きている不正ワクチン問題について書いていきます。
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不正ワクチン問題とは
そもそも不正ワクチン問題とは何なのでしょうか。ご存知の通り、ワクチンとは免疫機能によって病にかかりにくくするために摂取するものです。そのため、本当に効果があるワクチンかどうか基準というものが必要になってきます。基準がないと、それが本当に効くワクチンなのかどうか判断できなくなってしまいますからね。
ところが、今回の件では基準に適合していないワクチンが流通してしまいました。こうしたワクチンを使用しても正しい効果は見込めないため、ワクチンを打ったからと安心していると病気にかかってしまう可能性が高まります。
更に今回の不正ワクチン問題で国民の怒りを買っている理由があります。それは不正が起きたワクチンが乳児用のものだったという点です。幼い子供に摂取させるもので不正が起きたとあって普段は国を批判しない芸能人や財界人もSNSで不満を発信し、国内で一大騒動になっていると言われています。
少し前までは当たり前だった中国の不正問題
今回のような出来事に限らず、中国では不正問題が多発しています。今でこそ経済規模で言えば世界トップクラス、ドローンや画像認証などの最新技術の発展も進んでいる中国ですが、少し前までは中国といえば不正大国というイメージでした。
その不正は基本的に「いかに儲けるか」という観点から、安全性を犠牲にしてまで利潤を追求した末に生まれた物が多くありました。少し懐かしい名前かもしれませんが中国性毒餃子事件というものもありました。メタミドホスという単語をこの事件をきっかけに知った人も多いでしょう。
私が知っている限りでは、若い層に人気のブラックタピオカミルクティーを作る際にタピオカではなく古タイヤのゴムを使うという衝撃的な不正方法も存在したようです。
また、中国では今でもワイロが大切だと言われています。今回の不正ワクチン問題も基準を満たしていない商品を通すためにおそらく地方政府にワイロが贈られたのではないでしょうか。
日本も他人事ではない
と、ここまで書くと不正は中国の専売特許のようなイメージを与えるかもしれませんが日本も他人事ではありません。神戸製鋼におけるデータ改ざんや日産における不正検査など日本でもまだまだ不正は起きています。身近なたとえで言えばサービス残業なんかも企業による不正の一つと言えるでしょう。大切なのは人の振り見て我が振り直せということなのでしょうね。
以上、今日の記事は「中国で不正ワクチン騒動。健康への不安に国民の怒り渦巻く」でした。
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