お久しぶりです。たっつーです。だいぶ間隔が空いてしまいましたが、また記事を書いていこうと思います。
さて、久々の記事の内容はタイトル通りマティス国防長官が辞任するというニュースです。
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・マティス国防長官とはどんな人物か?
マティス国防長官はアメリカ海兵隊で大将を務めたほどの人物で、プライベートでの趣味は戦史や戦略の研究という筋金入りの硬派です。その姿勢から戦う修道士と呼ばれることもあるそうです。日本では狂犬というあだ名のほうがテレビでよく報道されていますが、これは元軍人であるという経歴と議論の際に相手をにらみつける仕草から来ているとされています。
そんなマティス氏はトランプ政権の閣僚の中で古株です。ゆえにトランプ大統領に対して直言できる数少ない存在とされてきました。トランプ大統領は政治の経験がなく、当然軍事に対する知識もありません。そうした大統領にとって経験豊富なマティス国防長官は頼りになる存在……であるはずでした。
・辞任のきっかけは何?
ところが、最近ではそんな二人の間にも隙間風が吹いていたようです。トランプ大統領はシリアから軍を撤退させると決定しましたが、これはマティス国防長官にとっては賛成出来ないものでした。今のシリアから軍を撤退させるとISの根絶は難しくなりますし、何よりロシアの影響力が増してしまうというのが理由かと思われます。
こうした懸念にもかかわらず撤退を決定したトランプ大統領には流石に付いていけないということで抗議の意味も込めて辞任に至ったという経緯のようです。
・マティス国防長官が辞任する影響は?
古参閣僚かつ大統領にはっきりを意見を述べることができるマティス国防長官が辞任する影響はとても大きいものです。一番懸念されているのが今後トランプ大統領の周りにはイエスマンしか集まらなくなり、トランプ大統領が常識からかけ離れた無茶な政策を実行しようとしたときにそれを止めることができなくなるのではないかというものです。
トランプ大統領は政治に関しては素人であるにもかかわらず、その素人の発案を止めることができなくなるというのは大きな危機です。また、よりによってアメリカの大統領が素人であるという点もまた危険な要因でしょう。中国が台頭してきているとはいえアメリカは今でも世界に大きな影響力を誇っています。
サイバー攻撃を含めた中国の世界進出、分裂しつつあるEUなど世界を取り巻く状況は危機的な状況に陥りつつあります。願わくは第三次世界大戦が始まらないように祈りたいものです。
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