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韓国大統領であるムン氏の支持率が落ちている
最近の調査によるとムン大統領の支持率が下落しているそうです。就任当初は前任者のパク氏のこともあって素晴らしい人気でしたが最近はその頃の半分程度になっているとのこと。
最近は国内の反日運動の制御にも苦労しているようにも見えるムン大統領ですがどうしてそんなに支持率が落ちてしまったのでしょうか。考えられる原因としては主に二つあります。
北朝鮮との仲が上手く行っていない
一時は首脳会談を行うなど雪解けの気配を見せた北朝鮮と韓国ですが、その後あまりパッとしません。最近では北朝鮮が再び挑発的な行動を再開するなどお世辞にも上手く行っているとは言えない状況です。
前任のパク氏は保守的で、北朝鮮と融和的なムードを演出しようとはしませんでした。それとは異なり、ムン氏は北朝鮮と仲良くしようと様々な手法で気を引こうと苦心し、実際に首脳会談までこぎつけました。
しかし、その結果が出ていないという意味では北朝鮮との仲を進展することを期待していた人々からは失望されてもおかしくありません。私たち日本人からすると北朝鮮とは仮想敵国といった印象ですが、韓国の人の中にはあくまで同じ民族、同胞だという人も多いのでしょう。
経済政策で失敗してしまった
実は韓国は経済的にも順調とは言えない国です。特に賃金が安く、働いてもあまり良い暮らしができないという不満がありました。そこでムン大統領は最低賃金を引き上げるという政策を行いました。
しかし、ここでも良い成果を上げることはできませんでした。最低賃金を引き上げた結果企業が雇用をためらうようになり、職に就けない人が増えてしまったようなのです。
最低賃金が上がったことですでに就職していて、その最低賃金で働いていた人は喜んだことでしょう。けれど働きたいと思っても仕事に就くことができなかった人からするとこの政策は明らかな失敗に見えます。そのためムン大統領の支持率が落ちる要因になったのだと思われます。
復活の秘策はあるか
就任当初からは想像もできないほど支持率を下げてしまったムン大統領。果たして復活する方法はあるのでしょうか。私が考えるに、その方法は国内政策をしっかりとするという一択につきます。
何故かと言うと正直に行って外交面でムン大統領は存在感を示せていないからです。北朝鮮は韓国のことをアメリカや中国よりもかなり下に見ていますし、日本は最近の反日運動の影響もあって冷たい態度。そうなると国内政策、特に経済政策を成功させて地道に支持率を回復させるしかありません。
ただし、注意点もあります。それは国内の反日勢力のこと。彼らの支持を手に入れるために過激な反日運動に対して強気な態度を取らないと今度は日本との関係がますます冷え込んでしまいます。日本と韓国は地理的にも経済的にも近い国。あまり険悪な仲にならないように配慮してほしいですね。以上、今回は「文在寅(ムン・ジェイン)大統領支持率下落。復活の秘策はあるか」でした。
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