一時期話題となったベネズエラ。現状はどうなのか

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お世辞にも良い状況ではない

ベネズエラは一時期政権がクーデーターによって打倒されるかどうかという局面まで来ていました。クーデーターこそ成功しませんでしたが、かといって安心できるような状況ではないようです。

経済が振るわない影響で国民生活自体も困窮し、医療面でも十分な治療ができないと言った悪影響があるようです。食料として政府がうさぎを配布するものの国民がペットとして飼ってしまう、というある種微笑ましいニュースもありましたね。

基幹産業の石油関連が振るわない

石油産業はベネズエラの基幹産業とも言える産業で、国の命運を変える存在でもあります。 ではなぜ石油産業が振るわないのでしょうか。 私が考えるに主に二つの理由があります。

一つはアメリカからの圧力です。ベネズエラは反米政権なので、当然アメリカからすると敵勢力です。そのためあの手この手で圧力をかけているのですが、その影響で石油産業も打撃を受けていると思われます。

二つ目はその大事な石油産業を蔑ろに扱ったせいで、腐敗や人材流出と言った悪影響が生まれたということです。私が報道で見た情報によれば、以前ベネズエラの石油産業は指示獲得のために使われたせいで腐敗が生じたとのこと。

またそうした不満を下に起きたストライキに対し、ストを起こした職員を全員解雇するというとんでもないことをしたせいで、人材が海外に流出してしまったそうです。

人が居なくなり金が無い今の状況では老朽化した石油施設も満足に修繕できないため、さらに石油産業が落ち込むという負の連鎖にはまり込んでいるようでうsね

今後どうなるのか

さてそれではベネズエラは今後どうなるのでしょうか。私が思うにまず間違いなく今の政権は倒れることになるでしょう。それが一年後なのか十数年後なのかはわかりませんが、正直言ってもたないと思います。

確かにクーデーターは失敗しました。しかし反米政権を倒すためにアメリカが支援していることもあり、今後もクーデーターが行われる可能性は高いと見ています。反米政権を倒すために反対勢力を支援して新米政権を打ち立てるのがアメリカの常套手段だからです。

ベネズエラはアメリカにほど近い国。その国がいつまでも反米勢力だとアメリカとしても安心できません。今後も支援を続けていつかはクーデーターが成功するのではないでしょうか。

以上、今回の記事は「一時期話題となったベネズエラ。現状はどうなのか」でした。

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