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トランプ大統領が破棄に言及と報道
少し前にトランプ大統領が日米安保破棄に言及したという報道がありました。これが事実ならば大きな問題になりえます。憲法9条によって平和主義を謳う日本は軍事力を持っておらず、アメリカ頼みだからです。
仮に日米安保が破棄されたときの可能性は二つ。日本が自前の軍事力を持って自国防衛を担うか、軍事力を持たないノーガード国家として外交などで上手いこと衝突を避けていくかです。
昔ならいざしらず現在ならば後者でも生きていけると思いますが、軍事力がない以上今まで以上に他国に舐められて領土領海を守ることは難しくなるでしょう。特に中国は積極的に領海侵入や基地建設をしてくると予想されます。
国務省担当者は否定
ただ、安心できる報道もあります。アメリカの国務省担当者によると日米安保破棄という報道は事実無根で、アメリカは日米安保関係を守っていくと語ったそうです。
いまアメリカではフェイクニュースが問題になっていますが、トランプ大統領自身も好き勝手に物を言うせいで政府関係の報道でもどれが正しいのかわからない状態になっています。
とはいえ国務省の担当者が取材に応じたということは現時点で安保破棄の予定はないというのは事実ということでいいでしょう。今後トランプ大統領が態度を変えない限りはこのまま維持していくものと考えられます。
破棄の可能性は0に近い
ということで日米安保が破棄される可能性は0に近いと思います。そもそも日米安保という関係はアメリカにとっても利があるのです。それは何かと言うと仮想敵国への牽制。中国やロシアといった国が太平洋に進出しないようにするためには日本を使って牽制することが重要なのです。
では何故こんな報道が出てきたのでしょうか。個人的には在日米軍に対する資金をもっと出せと日本に圧力を掛けるためでないかなと考えています。トランプ大統領は常々同盟国を守るために金がかかりすぎると苦言を呈しています。
日本にももっと金を出してもらうために日米安保破棄という衝撃的なニュースを出して交渉を有利に進めようとしたのではないでしょうか。
以上、今回の記事は「日米安保は本当に破棄されるのか。その可能性を考える」でした。
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