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習近平主席との会談後、対中関税延期を発表
トランプ大統領はG20閉幕後の記者会見で中国に対する追加関税を延期することを発表しました。同時にファーウェイ製品の部品をアメリカ企業が売ることも認めるとも発表しました。
これはずいぶんと譲歩したように見えます。トランプ大統領というと対外強硬派というイメージがあるだけに今回の譲歩は衝撃が大きくなりそうです。株価も上がりそうですね。
トランプ大統領が一方的に譲るとは思えないので中国も何らかの譲歩をした可能性もありますが現時点ではどのような譲歩があったのかは全くわかりません。今後の報道を待ちたいですね。
アメリカ国内の農家への影響が大きかったか
アメリカが中国への追加関税を延期することで、中国の対抗措置も落ち着くことが予想されます。そうなるとアメリカ国内の農家の人達も一安心でしょう。これまで中国の対抗措置によって相当農家には打撃がありました。
これ以上の打撃はアメリカ大統領選挙における影響が許容範囲を超えてしまうとトランプ大統領は考えたのかもしれません。就任時はアメリカを再び偉大にというスローガンで一世を風靡したトランプ大統領も最近は人気が翳っている部分もあります。
日本でもまぁそうですが、大統領や首相を選ぶときに求められるのは結局経済への期待です。本人のイデオロギーに惹かれるよりも自分の生活をより良いものにしてくれるかという期待のほうが重要な気もしますね。そこで貿易戦争による経済への影響を減らすことで人気を集めようとしたのではないでしょうか。
それとは別に北朝鮮への期待も示す
また、興味深いことにトランプ大統領は北朝鮮への期待も示しました。どういうことかというと今度韓国を訪問する際に国境地帯で金正恩氏と会えないかと秋波を送ったのです。
前回の会談が物別れに終わってから北朝鮮との関係修復が何も進展していないので、それも含めて北朝鮮側と会いたいということではないでしょうか。
個人的にはここに今回の中国への譲歩があったのではないかと思っています。中国への関税を延期することで、北朝鮮に対して口添えをしてアメリカが北朝鮮と会えるように支援して欲しいと中国との首脳会談で言ったのかもしれません。
とにかく北朝鮮が国際社会と歩調を合わせる空気になればその分拉致被害者の帰還の望みも繋がります。今後の動向に注目ですね。
以上、今回の記事は「トランプ大統領、対中関税を延期。」でした。
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