中国が尖閣諸島近くの基地を増強。こうした増強の理由とは

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こんばんは。たっつーです。ニュースを見ていたら、通国が尖閣諸島近くにある基地を増強したと言う記事を目にしました。

尖閣諸島といえば数年前に日本が国有化した場所です。その際に中国で大規模な反日運動が起きていたことも記憶に新しいですね。

とはいえ最近は国内が落ち着いたためか、反日運動もあまり大々的にやっていないはず。それでは、なぜ最近中国はこうした前線基地増強を行っているのでしょうか?

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国内へのアピール

考えられる要因の1つが国内へのアピールです。現在中国で権力を握っている習近平さんは反腐敗運動を大々的に行うことで国民からの支持集めと政敵排除を同時に行っていました。一石二鳥の素晴らしい手ですが、一定数の政敵を排除して習近平さんの権力が盤石になったからか今ではこうした活動をしているとあまり聞きません。

とはいえ、国政を滞りなく進めるためには国民へのアピールが必要。そこで出てくるのが今回の基地増強です。

尖閣諸島近くの基地を増強することで、「強い中国」を国内へアピールすることができるわけです。「アメリカや日本に屈せず、これからも巨大国家を続けます」という印象を示すことができるわけですね。国内に対して自国の強大さを示すという点では今のトランプ政権に近いと言えるかもしれませんし、ひょっとしたら昔の日本(軍事政権)に近いとも言えるかもしれません。

国外へのアピール

もう1つ考えられる要因があります。それはアメリカを始めとする諸外国に対するアピールだということです。かつて中国はアメリカに対して「太平洋は中国とアメリカが入るだけの大きさがある」といったとどこかで聞きました。

これはアメリカと喧嘩したくないというだけではなく、中国はもはやアメリカと同等の大国であるということを示しているとも言えます。

特に今のアメリカにはトランプ政権があります。トランプさんは一見強引にも見えるやり方で自国有利な取引を引き出そうとする人。そうした人相手に弱気な態度でいるとカモにされてしまうという危惧を中国が持っていたとしてもおかしくありません。

まとめ

それでは今回の記事をまとめます。今回の記事タイトルは「中国が尖閣諸島近くの基地を増強。こうした増強の理由とは」でした。中国が基地を増強した要因として考えられるのは2つあります。1つは国内へ自国の強大さをアピールするため。もう1つはアメリカや日本などの諸外国に向けて中国は後ろに退かない国だとアピールするためではないかと思われます。

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