こんにちは。たっつーです。少し前にイギリスで毒ガスが使われたという事件をご存じでしょうか。
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イギリスで再び毒ガス事件
ノビチョクという毒ガスだそうですが、名前がなんとなく間抜けっぽい割には重大な被害をもたらす恐ろしい毒ガスです。前回の事件では確か亡命したスパイが狙われました。しかし、今回はどうやら特定の誰かを狙った犯行ではなさそうです。
今回の事件は、前回の事件の時から残留していた毒ガスに被害者が触れてしまい事件になったという経緯だと言われています。つまりたまたま運悪く、被害にあってしまったということ。
何気なく生活している中で偶然毒ガス被害にあってしまうなんて考えるだけで恐ろしいことですね。それと、この事件で重要な点がもう一つあります。それは本当に残留毒ガスが原因だとしたら警察がそれを見つけられなかったということです。警察が毒ガスを見つけることができなかったがために被害者が出たとしたら警察への非難は避けられないものになりそうです。
ポーランドがますます独裁化?EUとの関係が悪化する可能性も
次に話題にしたいのはポーランドのことです。昨日、いつものごとく報道番組を見ていたらポーランドの裁判官定年が引き下げられたというニュースがやっていました。これだけだと特に悪いとは思いませんよね?定年を引き下げることでもっと人事が流動的になりますし、賃金への支出を減らせる可能性もあります。
ただ、問題とされていたのは定年引き下げによって与党に不都合な人間を辞めさせたのではないか?ということです。要は定年を引き下げることで与党に批判的な人間を無理やり辞めさせ、その後任は自分たちにとって都合がいい人間を補充するために定年を引き下げたのではないかということです。
仮にこれが事実だとしたらポーランドの独裁化は益々進むといっても過言ではありません。そのことを懸念してか、EUは早くもこの定年引き下げを避難しているようです。ポーランドはEUからの補助金によって経済発展を遂げた過去があるからかEUは補助金を削減する可能性も視野に入れていますが、ポーランドの与党支持派からは内政干渉だという声も出ていてなかなか難しい展開になっていると言えるでしょう。
どこまで行くと内政干渉なのか。これは答えが出しにくい問題です。たとえば、中国ではウイグル族の人たちが同化政策の被害にあっていたり、差別を受けたりしているとされています。こうした非人道的な扱いに対して各国が中国を批判すると内政干渉だと言われます。
確かに中国内部のことに外国が圧力を掛けるのは内政干渉かもしれませんが、だからといって無理やり同化させて文化を奪うようなことを肯定していいのでしょうか。何が正解なのかわからないような難しい問題ですね。
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